So-net無料ブログ作成

4369 SBB Bpm (Typ.EC) / Ep.V [Maerklin-Reisezugwagen]

IMG_5229b.jpg
▲ WC(手ブレーキ)側

IMG_5231b.jpg
▲ 非手ブレーキ側

SBBのTyp.EC客車シリーズ最後の2等座席客車Bpmモデル(4369)です。このシリーズの最初は1994年のニュルンベルクメッセでSBBのEC客車セット(4367)として告知されたのですが、その時は実車のカラー写真だけのパンフレット案内に留まっていました。その6両セットモデルは1年だけの限定生産で、翌年の1995年から、パノラマ1等車、1等車、そしてこの2等車がカタログモデルとして単品でのリリースとなった経緯があります。

[実車について]
この2等座席客車は、1等座席客車(Apm)同様1992年からSIGで製造されました。このTyp.EC客車は1等、2等とも開放室で、同じ車体設計です。車内の座席レイアウトのみ1等(Apm)が2+1(定員60名/シートピッチ2,065mm)に対して、2等(Bpm)は2+2(定員77名/シートピッチ2,065mm)にレイアウトされています。おそらくこれにより車体設計や製造コストは合理的に抑えられたと考えられますが、一方で以前からの区分室車のAmは、Apmの定員60名(シートピッチ2,065mm)に対して定員54名(シートピッチ2,306mm)であり、よりゆったりとした座席レイアウトになっています。

なお、パノラマ1等車(Apm)は同じボックスシートでもより観光客向けに設計されているため、デッキ近くにはスーツケースが置けるスペースが用意されていて、定員54名、シートピッチ2,130mmと、シートピッチはAmに及びませんが、ハイデッカーの高い天井やパノラマガラスの採用で豊かな空間になっています。

運用なども当初国際長距離EuroCity列車などにつき、Typ.ECのApmと一緒に組成されています。一時期は、ドイツのライン左岸線を走るEC列車にパノラマ1等客車(Apm)などと共に充当され、食堂車だけDBの車両を使うという形であったことも記憶に残っています。
現在は、リニューアル工事を受け、エクステリアもSBBの標準塗装に変更されています。そのため、以前はSBBの国内線塗装色だったEW.IV客車と見分けがつきにくいのがありますが、本来はそうあるべきだったようにも思います。

IMG_5232b.jpg

[モデルについて]
このモデルは、前述したように1995年からリリースされ、2009年まで15年間に渡って生産されました。その翌年に、2010年にEC "Riviera dei Fiori"6両セット(43670)がリリースされています。

画像は非手ブレーキ側の妻部側面です。基本的には1等客車モデル(4368)と同じ金型を使用しているのは、実車が共通設計をしていることによることで、これはモデルでも同様だと思われます。しかし、Apm同様素晴らしいプロポーションとカラーリングにより美しくSBBらしい車両とも言えるでしょう。
等級表記の下には2つのピクトグラムが縦にレイアウトされています。上は禁煙表記、下は車椅子対応の表記ですが、残念ながらこの車両の実車「235」には、車椅子対応設備はないようです。

IMG_5235b.jpg

台車もApmと同様、SIG-H1です。Typ.EC客車はすべて同じ台車を使っているようです。

IMG_5233b.jpg
IMG_5234b.jpg

表記類もApmと同様です。車体番号は「Bpm 61 85 20 - 90 235 - 3」です。最高制限速度は、200Km/hです。航送許可と多電源仕様になっています。

IMG_5263b.jpg

その電源表記が肉眼で判別できないため、マクロレンズで撮影してみました。そこには「ee」枠内に「1000V」「1500V」「1500V」「3000V」、そして「800A」とあります。同じ電圧が表記されていたりしているので意味は良く理解できていません。

IMG_5260b.jpg

直近の検査日の表記は、1993年9月16日と記されています。

IMG_5264b.jpg

おそらく製造年であろう「1992」の文字がドア横に小さく表記されています。

IMG_5236b.jpg

車体妻部分正面です。ROCOの同型客車のモデルと見比べてみたところ、実車の貫通扉が無塗装であるため、シルバーで塗装されていますが、このメルクリンモデルは残念ながら、そのあたりは省略されています。

IMG_5237b.jpg

俯瞰気味に撮影してみました。屋根のダークグレーは、車体のライトグレーや白と良いコントラストを持たせながら屋根上の汚れを見えにくくする配慮がされているのが秀逸です。

私自身にとって、SBB客車の塗装はこのグレートーンのイメージが強く現在のカラーリングも悪くないのですが、やはり好みはこちらです。

今後、この1/100スケールのTyp.EC客車モデルがどう展開されるかわかりませんが、我が家では希少なSBBの客車モデルですので大切にしたいと思っています。

[EDIT] 2019-08-15
タグ:Ep.V SBB Typ.EC
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント