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謹賀新年 2016 [デザイン]

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新年あけましておめでとうございます。

2006年から始めたこのブログも10年目となりました。最近はネタ不足も手伝って、なかなか更新もできず...期待に添えないことをお許しください。不定期ながらも細く長く続けられるようなブログにしたいと思っています。

最近のメルクリンでの発見は、以前からPC版では公式サイトからリリースされていたMS2アプリがMac版でもリリースされていたことです。私も早速ダウンロードし、インストールしましたが、残念ながらモデルを動かす試運転は諸事情で出来ず、ここで詳しくお知らせできないのが残念ですが、みたところ、CS2の子機としてWi-Fi経由でもしっかり機能するようです。

さて、今年のタイトルの画像はいつもながらのトラムの絵ですが、昨年地元群馬県の県庁所在地の前橋市が、少子高齢化の影響と市街地の衰退を憂慮からLRTの導入を検討し始めました。12月23日の地元新聞には一面トップの記事でこの取り組みを報じていました。
私もかねてから、自動車に頼った地方都市の典型でもある群馬県の交通環境には懸念を抱いており、特に前橋市や高崎市はトラムが走っていたこと、両市が隣接する人口20万を超える都市であることを考えると、この2市をトラムのような身近な中距離公共交通によって結ぶ必要性を感じていました。

昔と違う現代のトラムは、両市が抱える問題を上手に解決し、さらには両市の持つポテンシャルを活かしたまちづくりも可能になるだろうとの願いを込めて描いた次第です。

このブログをお読みの皆さまが、より良い一年になることを願いつつ....。
タグ:LRT
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サインとシンボル [デザイン]

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昨日、表題の本が届きました。この本はスイスの著名なタイポグラファーのフルティガーが執筆したものです。この日本語版の監訳者である小泉氏は、私がドイツ留学時代、スイスの美術学校留学中知り合い、今も大切な友人の一人です。彼から時々ドイツ語の不明な単語などの質問を受けていたので、都度ほんの少しばかりお手伝いをさせていただいたことから完成したこの本を頂くことができました。

フルティガーという名前をご存知の方は、当ブログをご覧の方は多くはないと思います。もしかしたら以下ページをご覧になれば、「おっ!」と思う方もいるかも知れません。

http://www.linotype.com/469/frutiger-family.html

彼は、多くのタイポグラフィーのデザインを手がけてきましたが、私たちの身の回りにごく自然に溶け込んでいる彼のデザインした書体は、その存在の主張ではなく正しい理解への誘いに尽きるものです。
その証拠の一つは、彼の名前を冠したタイポグラフィーで上リンクにある「Frutiger」です。

この文字は、フランスのシャルル・ドゴール空港やスイスのアウトバーンのサイン計画はもとより、JR東日本の英数文字に使われています。私自身この文字を駅で初めて見た時、有名なヘルベチカとは少し異なる洗練された美しい書体と認識のしやすさにちょっとした感動をおぼえました。

その彼自身が記した文字と組み合わせることで大きな効果を発揮する「サインとシンボル」について体系的に纏めたのがこの本です。サインやシンボルは、それが発する「語りかけ」をどの言語を持つ人でも理解可能なことが「文字」とは違うことが大きな特徴です。この本では、彼が手描きで記した多くのサインとシンボルを日本語の他、ドイツ語と英語で併記し、かつ表現を分類、分析し日本語で解説したものです。

グラフィックデザイナー、タイポグラファーはもちろん、それを勉強している人にとっても最良の教科書だと思います。この本の完成に使命感を感じて長い時間を掛けて出版にこぎつけた小泉氏には心から敬意を表します。

以下、アマゾンへのリンクを記しておきます。



参考サイト:
Adrian Frutiger / Wikipedia:
http://www.wikiwand.com/de/Adrian_Frutiger
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ドイツの高速車両デザイン / 鉄道ダイヤ情報9月号 [デザイン]

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数日前から書店に並んでいる「鉄道ダイヤ情報」の最新刊である9月号の特集が「最新国内・世界の高速鉄道事情」というタイトルで、その特集の中の一つの記事を執筆しました。記事のテーマは「ドイツの高速車両デザイン」です。

交通新聞社の発行する「鉄道ダイヤ情報」誌は、その名の通り国内の鉄道運用情報記事が中心となる紙面構成で海外の鉄道について取り上げられることは珍しいと聞きました。そのような誌面に私の記事が取り上げられたことに対して嬉しく感じています。

技術的には世界で最先端をゆく日本の新幹線ですが、私がDBデザインセンターでインターンシップをしている時、「日本の新幹線技術は素晴らしいけど、ボクは3列シートには座れない」と職場の同僚から言われた経験がありました。この時は1991年春で、丁度ICE 1が運用を開始した時と重なります。既にDBは試作車ICE-Vが、技術的にも車内の空間デザインも内外から高い評価を受けています。
デビューしたICE 1は、ハンブルクからフランクフルトを経由してミュンヘンに至る南北を結ぶ1路線のみでしたが、開業前の3月に一度、また開業当日の列車にミュンヘンからアウグスブルク迄乗車し、DBの新しい時代を肌で感じたものです。残念ながらICE 1のインテリアデザインはICE-Vとは異なるものでしたが、その快適性に於いては日本の新幹線とは次元の違う感覚でもありました。

現在、再びICE-VのデザイナーであるノイマイスターデザインによるICE 3 / -T/ -TDの登場で、更に進化された車両が現在のDB車両の顔となっていることには記事を書きながら感慨深くなりました。と同時に、あの試作車のICE-Vに施された数々の新しいアイデアの多くがその後のICEに受け継がれたことは確かで、それらはリファインされドイツの高速車両らしさに繋がっているということもこの記事を執筆しながら改めて感じた次第です。

以下にアマゾンの同誌リンクを貼ります。

鉄道ダイヤ情報 2014年 09月号 [雑誌]

鉄道ダイヤ情報 2014年 09月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 交通新聞社
  • 発売日: 2014/08/12
  • メディア: 雑誌



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鉄道デザインEX 08 [デザイン]

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おそらく昨日から店頭に並んでいると思う。...と、言うのは、今日近所の本屋に出掛けたら在庫していなかったからである。いつもなら半年に1度刊行されるイカロス出版の「鉄道デザインEX」誌の08号が、誌面リニューアルを受けたため、2ヶ月程遅れて刊行された。

今号は、JR各社が相次いで登場の告知をするなど話題となっている表紙を飾るJR九州のクルーズトレイン「ななつ星」の開発について対談形式で出ている。また、それにちなんで私が大学生の撮り鉄をしていた1980年代ジョイフルトレインなど、一般ではない列車移動を楽しむためのJRや私鉄各社車両について様々な角度からの取材と執筆が行われている。特に近畿車両のデザインスケッチには、初めて見るものもあり貴重である。

個人的に、世界の鉄道供食に興味があるので新幹線の供食事情についての記事は興味深い。これらを「個性派車両のもてなしデザイン」として4章に分けて特集として纏めてあるのが今号である。

もちろん特集以外にも興味深い記事は沢山ある。その一つは先頃登場した北陸新幹線用E7/W7系の試乗とデザイン解剖記事。更には初登場の自動車雑誌でも活躍されているイラストレーターの遠藤イヅル氏による「寝台車両(ハネ)寝床研究」という表題のスハネ30からサンライズ用285系迄の分かりやすく素敵なイラスト解説は、この誌面に相応しい出来映えと思う。彼の考察と知識に裏付けられた解説は、クルマ同様機知に富んでいる。

他にも日光駅やモノレール、鉄道サイン矢印考など、この誌面ならではの記事が満載と言って良いと思う。誌面リニューアルを受けて私の連載は無くなってしまったが、DBでインターンを行った時の様子を記した拙記事が巻末付近を汚しておりますので、ご興味ある方は是非(大きな)書店でお手に取っていただければと思います。


鉄道デザインEx08 (Rail Design Explorer)

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鉄道デザインEX 07 [デザイン]

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今日手元に上画像の新刊「鉄道デザインEX 07」が届いた。半年毎に発刊されるため、忘れた頃に発行される感じであるが、7号ともなれば創刊されて3年半が経ったのだ。時の経つのは早い。

さて、今号の特集は「鉄道車両の色彩」である。首都圏の通勤電車が茶色の73系から101/103系になってラインカラー化と共に鉄道車両に鮮やかな色彩が施されたのはご存知の通り。今号では3つの記事を通して鉄道の色彩を紐解いている。

毎号様々な鉄道デザインに斬り込んでくる同誌であるが、私個人はデザインとはちょっと距離を置いた記事が今号では目に留まった。それは「東京モノレール秘話」や九州の池島に今なお残る人車の記事、更には「鉄便!」(駅舎に隣接する独立したトイレ建築のこと)についての記事が印象に残った。これらを読んでみると、鉄道という世界は、とてつもなく裾野が広く奥の深い世界であることが再認識できる。もはや同誌はデザインの領域を越え、鉄道文化誌という趣になってきたようにも感じて来た。従来の鉄道誌とは異なる視点で鉄道を斬る誌面であることに更に磨きがかかって来た。そんな印象を持った07号である。

上画像表紙に出ているE03形は、特にここの読者には気になるところと思うが、今号から連載開始の「世界の鉄道博物館めぐり」から。栄えある第1回はニュルンベルクのDB Museumである。

拙奮闘記も連載7回目を迎え、社会的にはベルリンの壁崩壊、私はドイツの美大で最初の課題に取組み、当然のことながら、その結果も出たところ....。


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鉄道デザインEX Volume 06 [デザイン]

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昨日には既に書店店頭で見掛け、今日見本誌が手元に届いたのは「鉄道デザインEX」の最新刊06号である。毎回の説明になるが、年2回発刊されるこの雑誌は、鉄道をデザインという切り口で編集しているおそらく世界唯一の雑誌であると思う。

さて、表紙を捲ると、当ブログでも紹介した「鉄道復権」の著者である宇都宮浄人氏の「LRTの「魅惑」」という文章から始まる。経済学者である彼がデザインの意味の理解やデザインそのものに精通していることは、この文面から読取れる。それは個人的に彼を知る私としてもとても嬉しい。
今号の特集は、「国鉄デザイン」つまりJR化される前に設計製造された車両デザインについての記述である。当時の星氏や高林氏といった国鉄車両設計事務所の技術者達がデザインと真剣に向き合い、長く親しまれて来た車両達が次々と登場している。そこには欧州の車両達からのインスパイア..以上のものを国鉄車両達から感じられていることも私が感じて来たことと重なる。
そして、今号の目玉とも言えるのはN'EXからE231系電車までの車両デザインを手がけたGK インダストリアルデザインを擁するGK デザイングループの仕事についてインタビュー形式で記されていること。特に富山ライトレールの仕事は、車両のみに留まらず、電停やサイン計画などGKグループならではのトータルなデザインを実現可能にしたことであろう。その結果は、富山のLRTの大きな成功がデザインの力によって可能になったことは周知の通りである。

その他、今号は駅名のフォント、駅舎建築、看板見てある記、上質のデザインとは..などなど、鉄道車両だけではなく、公共交通全般、また、それを取り巻くあらゆるものに目を向けた考察は、いつもながら各筆者の特別な目というものを感じられずにはいられない。それら記事を読むと、思わず確認に出掛けたくなってしまう衝動に駆られるほど...である。

相変わらずこの誌面の末端を汚している拙著は、ようやくドイツの大学生として授業に参加し始めたところである。まだまだ山あり谷ありの日々の格闘....。

鉄道とデザインにご興味のある方は是非書店で手に取ってみて頂ければと...。



タグ:Zeitschriften
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BAUSPIEL : EIN SCHIFF / naef [デザイン]

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これは積み木である。ただ、玩具店で売られているものではなく、おそらく世界で最初に製品化された色付き積み木ではないだろうか。1924年、Alma Siedhoff-Buscherによって、ドイツの国立建築工芸学校BAUHAUSでデザインされ作られたもののレプリカである。私が1988年にベルリンのBAUHAUS-Archivで購入したものだと記憶している。
タイトルにEIN SCHIFF(船舶)と記されているように、この積み木で船をイメージした形状のものが出来るが、船以外も門やワニなどの絵も記されている。

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この積み木は、スイスの木製玩具メーカーのnaef社でレプリカを製造したものであるが、素材、精度、塗装全てが私がそれまで手にしてきた積み木の領域を超えていると感じた。それゆえ、積み木としてというより、インテリアの一部として使う方が向いているのではないかというのが、私がこの積み木を見た第一印象である。

箱は横長で小さいもの。この小さな段ボールの箱にパーツが収まっているが、その形状は立方体を始め、直方体、シリンダー形状、棒状、円弧の凸部凹部一部を切り取った形状と多彩である。この形状の豊富さは、大量生産のプロダクトを前提とした考察と玩具としての構成の多彩さを試行しているようにも見える。積み木という玩具は、その中でも極めてプリミティヴな1つであり、BAU(建築)をこの学校の教育の極みとした中での、出来上がる形状の自由さや組み合わせによる色彩の美しさを確認する手段ともなるのは、ある意味理に叶ったことなのであろう。

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箱に描かれている船を、実際に再現したみたが、箱の部品には同じ色が足らず、別の色となった。なのでこれがオリジナルと全く同じなのかと言えば、確認できるわけではない(オリジナルはベルリンの博物館にあるかも知れない)が、他の色でも充分に美しい船のイメージが構成できる。また、これは全ての部品を使う訳ではないので、残りを使って情景のイメージを作ったりと使う人の創造力を引き立てる。

バウハウスは、現代の私達の生活全般に大きく影響しているが、この小さな積み木一つにしても、その理念は揺るぎのないものであり、手に取ったこの積み木から語りかけてくる様々なことがらは、今でも通じるものである。創造力が豊かな子供達に、積み木という道具を使って自由に表現することを可能にしたこと自体がこのプロダクトの大きな試みであり、それは現在迄積み木やブロックという形で残っていることからも、ほんの13年という短い期間の学校であったにも関わらず、今なおその理念が生き続けている一つの小さな証が、このBAUSPIELなのだと思うのである。

参考サイト:
Bauspiel / Bauhaus-Archiv
http://www.bauhaus-shop.de/de/bauhaus/spiele/bauhaus-bauspiel.html

Bauhaus Bauspiel / naef AG
http://www.naefspiele.ch/index.php?id=54&L=1%2F%2Fimages%2Fph.php%3Fph%3D

Alma_Siedhoff-Buscher / Wikipedia ドイツ
http://de.wikipedia.org/wiki/Alma_Siedhoff-Buscher
タグ:naef Bauhaus

鉄道デザインEX 05 [デザイン]

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上画像は、今日届いた「鉄道デザインEX」の最新号である。半年に1度発刊する雑誌なので、まだまだ認知されている雑誌とは言い難いが、5号を数える迄に至った中で、鉄道をデザインという切り口で車両に留まらず、駅舎やサイン、レールに至る迄、多彩な著作人の様々な角度から執筆編集されている、これまでの鉄道趣味誌とは全く異なる誌面づくりの雑誌として確立しつつあるように思う。
前号の駅舎特集も興味深い記事が多かったが、今号は「流線形」が特集である。流線形と言えば、もちろん新幹線が頭に浮かぶが、新幹線のあの形状の開発経緯はもちろん、新幹線以前の内外の流線形車両の変遷や文化的側面からの考察など、6つの角度(切り口)から構成される記事はそれぞれに興味深いもの。もちろんドイツのSVTもその中に登場する。個人的には、ドイツのレールツェッペリンやHWZ、05形、19形、VT11.5あたりの記述も欲しかったが、それを加えると、ドイツ以外の車両達も更に増えることになろうから、それらは先の楽しみと考えておきたい。

現在鋭意復原工事中の東京駅は、10月にオリジナルの姿で完成予定であるが、この誌面では多くのページを割いて、幾つかの切り口で復原の姿を豊富な画像と共に解説が行われている。オリジナルの美しい東京駅の復原を楽しみにしている1人として、完成前に記事を一読するとより深い理解と新しい発見が出来ると思う。

その他、東京メトロの1000系電車や駅で再利用されている古レールの記事など、今号も同誌ならではの編集が貫かれている。相変わらず拙記事も恥ずかしながら誌面の隅を汚している。

全国の書店には、明日(8/31)から並ぶとのこと。



タグ:Zeitschriften
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Sergio PininfarinaとF. A. PORSCHE [デザイン]

昨晩のニュースでイタリアのデザイン界の巨匠ピニンファリーナ氏が亡くなったことを知った。私の世代である40代後半から50代に掛けては、フェラーリを初めとしたスーパーカーブームがあったので興味はなくともその名前を知る人は少なくないだろう。鉄道の世界では、SBBのRe 460のエクステリアデザインを手掛け、FSの新幹線ETR 500のプロトタイプデザインも製造会社であるBREDA社と共にデザインのプロポーザルを行った。カーデザインの世界では、最高峰と言っても良い方である。

http://www.pininfarina.it/

4月5日には、ポルシェ博士の直系の孫であり、ポルシェ911のデザイナー、そしてオーストリアのPORSCHE DESIGNを率いて来たF. A. PORSCHE氏も亡くなっている。

http://www.auto-motor-und-sport.de/news/ferdinand-alexander-porsche-gestorben-der-vater-des-porsche-911-ist-tot-4633628.html

1950年代から世界の工業デザインの 先頭を走って来た彼らは、既に第一線から遠のいても良いはずであるが、彼らの名前はトランスポーテーションデザインの世界では無くてはならないもの。ポルシェデザインは、数々の機器デザインの他、ウィーンのULFと呼ばれるLRTのデザインやシンガポールの空港鉄道車両、その他地下鉄などのデザインを手がけている。一方、ピニンファリーナは、フェラーリはもちろん、プジョーのカブリオレやクーペ、アルファロメオなど、デザインを提供している自動車メーカーは数多い。それ故、2人が他界したことで輝ける星が消えてしまったことに空虚さを感じるのは、私も同じである。

とは書いたものの、ここに挙げた両社は会社組織としてこれからも末永く続く名前であることに変わりはないであろう。願わくば、会社として引き継いだ2社のデザインスピリットも変わりなく、新しいモデルが登場する度に、その美しさに感動しワクワクする気持ちになれることが、この2社の作品を通して今後も続くことを願うのみである。偉大な二人に哀悼の意を表したい。

参考サイト:PORSCHE DESIGN
http://www.porsche-design.com/international/jp/
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〜お知らせ 「フィンランドのくらしとデザイン展」 [デザイン]

興味深い展覧会のお知らせをしたい。北欧のフィンランドという国をご存知であると思うが、私達日本からはムーミンの国という方が馴染みがあるかも知れない。テレビアニメや挿絵で描かれたムーミンの棲む世界は、幻想的なイメージを一層掻立てていた。しかし、私にとってそれ以上のフィンランドのイメージはと言えば、ラップランドのサンタクロース、オーロラ、サウナなど、最近すこしづつ観光地としての情報が定着しつつある現実の姿。また、有名なmarimekkoの花柄に代表されるライフスタイルとしての特徴的なテキスタイルの紹介もされるようになってきている...というところであろうか。

鉄道に関して言えば、スイスのRe460ベースの電気機関車Sr2形やイタリアのペンドリーノベースの電車Sm3形がフィンランド国鉄(VR)で活躍し始めた頃から私も興味を持ち始めたのであるが、それ以外となると全くに近いほどその実情を知らない。それはメルクリンからVRの車両モデルがリリースされていないということもあろう。

デザインや建築の世界ではAaltoが有名で、その特徴的な造形は私を含め世界中に多くのファンが居ることも忘れてはならない。
そんな、部分的にしか知りえなかった極めて輝かしい光を放つフィンランドの世界(特にその暮らしとそれを彩るデザイン)を様々な切り口で紹介する催しが東京渋谷のBunkamura Gallerieで今月20日から行われる。以下ウエブサイト参照。

http://www.finland-design.com/tokyo

フィンランドの人々の暮らしは、おそらく緯度の高さから他の北欧諸国同様、家の中の生活時間の長さに合わせた充実した暮らしを実現できる様々な工夫やアイデアに満ち溢れているものと想像できる。その目的は、数字や金銭的豊かさとは一線を画したもの。つまり私達日本人が今迄追い求めて来た豊かさとは別次元のものであるに違いない。それをこの展覧会で見つけることができるなら、そして学ぶことができるならば充分にその価値はあると思うのである。
今、日本や私達個人一人一人に突きつけられている様々な課題が、もしかしたらこの展覧会で案外あっさりと見えてきて、あわよくばその転換のきっかけとなるのであれば、まさにタイムリーな催しである。

さて、この展覧会の企画に当初から携わってきた宇都宮美術館学芸員の橋本さんによる3/28に行われる「今日はフィンランド公共交通Day」でのトークショーは、フィンランドの公共交通とそこにおけるデザインの役割を理解する上では、またとない機会であろう。
タグ:VR
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