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EURO-EXPRESS [欧州鉄道]

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▲ TEEカラーのEURO-EXPRESS保有?の110形牽引の編成, Photo: HUH

前のブログ記事で今年のメルクリン秋の新製品のうち、EURO-EXPRESS客車を私が個人的に興味を持ったことを記しました。
この客車は、1992年からデュッセルドルフのMueller Reisenという旅行会社の私有客車として所有、主に同社が主催する団体列車などで運行されていましたが、現在は、EURO-EXPRESS社として、更に保有車両を充実させつつ、さらに冬季のスキーツアー列車やカートレイン事業にも拡大しているようです。

同社の公式ウエブサイトを見ると、保有車両についても詳細に記されています。
ここには、パーティ車両として、メルクリンでモデル化(43948)されているのは、Rheingod '83で"Club Reingold"として使われていた車両を改造したものですが、写真からは座席を外した程度に見えます。(これは、Rheingold '83のモデル化へのフラグか?とのウワサも出そうですが、肝心のプラグドア付きAvmz 111.1とApmz 122がないのが....。)

また、簡易寝台車の他、座席車も用意されているとありますが、説明には11個室、定員66名とあるので、未確認ながらBcm 243からの改造車両になるのでしょうか。(Bcm 243は11個室、定員60名で1個室は専務車掌室)
以下が公式ページ。ドイツ語のみのようです。

https://www.euro-express.eu/home.aspx

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▲ 動態保存のV200.0形牽引のEURO-EXPRESS, Photo: HUH

これらEURO-EXPRESS所有の車両は、登場時からほぼ変わらぬ車両、塗装色故に、様々な時代の機関車が似合うことは特筆すべきでしょう。これは模型ファンにとっては嬉しいことで、90年代なら103.1形、218形など、今なら、上画像のような動態保存機関車を始め、Traxx機関車やVectron機関車などなど、数多くの機関車が似合います。何より保有車両の多くがUIC-X系客車なので、形状的にもDBの機関車にはしっくりくるので、沢山の組み合わせのバリエーションが楽しめるのが魅力です。もちろん、スイスやオーストリア、イタリアまでにも運用されているので、それら国々の機関車との組み合わせも楽しめます。

また、夜行列車運用などでは、他社の客車などとも混結編成もあり、昨今の統一された外観の編成ばかりなったドイツでも、昔ながらの雑多な編成が楽しめるのも模型向き..と言えるように思います。(編成長は長いですが..)

写真提供:HUHさん
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ホテル オリエントエキスプレスの客車詳細 [欧州鉄道]

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▲ 画像をクリックすると拡大されます。

以前から気になってはいたものの、中々情報が集まらず半ば諦めていたのは、当ブログでも紹介したことがある琵琶湖畔にあったホテル紅葉のホテル オリエントエキスプレスの客車の詳細です。つい先日、SNSのグループでこの客車について新たな情報(全客車の車体番号など)を見つけることができたので、この情報を基に出来る限りの関連情報を集め、一覧表に纏めたのが上の画像です。

何より嬉しかったのは、長年ナゾだった食堂車の車体番号が判明したことです。この4202は、車名やTypもありませんが、オランダでD-Zug(Holland - Skandinavia Express)の食堂車として活躍していたようです。
この食堂車(4202)が現役時代の画像が掲載されたページは以下で見ることができます。

http://www.martijnhaman.nl/internationaal.htm#yu

この表を作成しながら感じたのは、食堂車も含めてほぼ1950年頃の製造であることと、寝台車はYT(b)形やその派生形であることが判明しました。もちろん、これら客車はオリエント急行とは(CIWL車籍以外)縁もゆかりもないことはわかっていましたが、それが証明されたことにもなります。
しかしながら、ヨーロッパに散らばっていた同形客車を集めて1つの編成として再現しているのは、解体されしまった今思うと、改めてこれら客車の最後には無念さが込み上げてきます。

この表は、完全なものではありませんので、もし空欄を埋められる情報があれば、コメントくださればありがたいです。

Special Thanks: M. Kawamura
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SBB: Gotthard Panorama Express. [欧州鉄道]

昨年、ゴッタルド・ベーストンネルが完成し、運用も始まったのでルツェルンからミラノ方面(またその逆方向)への時短が実現されました。
一方で、この区間(特にルツェルンからゲシェネンまで)の旧線は、Vierwaldstätterseeの湖畔やアルプスの山々を望む美しい景色を堪能できる路線です。

そこでSBBは、やはりというかこの路線に「Gotthard Panorama Express」なる特別列車を春から秋にかけて、週末や夏のトップシーズンでは毎日、観光を目的にした特別列車を走らせると下記アドレスでアナウンスされています。

https://www.sbb.ch/de/freizeit-ferien/reisen-schweiz/panoramareisen/mit-dem-gotthard-panorama-express-unterwegs.html

この列車は、ルツェルンから船でFlüelenまで行き、そこから「Gotthard Panorama Express」でBellinzonaまたはLuganoまで往復するようです。また列車の組成はSBBの1等パノラマ車両と2等車(Typ. EC?)で食堂車は連結しないようです。(食事は船内のレストランで、列車内ではミニバー?)

パノラマ客車は魅力的で、スイスの雄大な景色を望む観光目的であるなら素晴らしく適した車両ですが、ビジネス向けでは中々利用者の意向に沿わなかったようです。しかし、この「Gotthard Panorama Express」は、まさに観光に特化した列車なので、ようやく本来の使われ方ができたとも言えそうです。そしてこのパノラマ客車の車体側面には「Gotthard Panorama Express」のロゴも新たに入り、基本的に専用客車として運用されると思われます。
これは模型化も簡単にできそうで早速製品化も期待できますね。

Zugbildung TEE 32/33 "Parsifal" Winterfahrplan 1978/79 [欧州鉄道]

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▲ 画像をクリックすると大きくなります。

先日発表された来年のインサイダーモデルBR 103.1(ロングキャブ)は、同時に発表された客車セットがTEE ”Parsifal”を想定した仕様であることがわかり、早速編成を調べてみたくなりました。ドイツのフォーラムでは、当時の編成表など早速情報が出回り、私もそれを参考にいつものスタイルで1978年冬ダイヤの編成表を作成してみました。

それによると、この列車は、ハンブルク・アルトナからアーヘン経由でDB領域を出て、ブリュッセル -パリにに至る行程のようです。つまり103.1形はハンブルク-アーヘンで、そこで多電源機関車のBR184に交代、ベルギーのLiège-G.まで牽引します。そこからは、SNCBの16/18形、またはSNCFの40100形牽引の列車となるようです。DB184形、SNCF40100形やSNCBのSerie 16/18はメルクリンでも製品化されていますので、それら組み合わせでも楽しめそうです。
客車は基本的にメルクリンからリリースされる編成で問題なさそうですが、1978/79冬ダイヤでは、必要に応じてAvmが1両増結、また平日はさらに2両(Avm + Apm)が増結されるようです。食堂車は、WRmh 132形でTEE色はDSGの文字が入っているとの情報もありますし、Purpurrot色に2本の白ラインの入ったD-Zug仕様の食堂車が運用に就くこともあったようです。


まだ、調べ方が浅いので誤りや足らないところがあるように感じています。もし、それら情報がありましたらぜひお知らせ下さい。修正を加えてゆきたいと思います。

参考サイト:Zugbildung internationale Personenzüge 1974 - 1998



Special Thanks: BOAC-VC10さん

[EDIT] 2016-11-26


ÖBB Nightjet [欧州鉄道]

今年末でDBのCNLが終焉を迎えることで、欧州の夜行列車が日本同様危機的状況にあるとのウワサが出ていましたが、どうやらCNLの運行路線をÖBB(オーストリア連邦鉄道)が肩代わりをするということで、ホッとしているところ、今日メディアからÖBBの新しい夜行列車プロダクトである「NIghtJet」が登場とのニュースが入ってきました。以下アドレスはNightJet専用ページです。

http://www.oebb.at/de/angebote-ermaessigungen/nightjet

今回発表された運用では、すでに9つの既存路線に加え、以下6路線の新規路線が加わるとのことです。

- Hamburg – Berlin – Freiburg (B) – Basel - Zürich
- Hamburg – München – Innsbruck (täglich Auto- und Motorradbeförderung)
- Düsseldorf – München – Innsbruck (3x wöchentlich Auto- und Motorradbeförderung)
- München – Villach – Venedig
- München – Salzburg – Villach – Florenz – Rom
- München – Salzburg – Villach – Verona – Mailand

今回私が驚いたのは、CNL路線を新たに取り込んだÖBB夜行列車を「NightJet」として新しいプロダクトイメージで登場させたことです。すでに新しいNightJet塗装色の車両も登場しています。客車と塗装を合わせたTaurus機関車も登場するようです。

気になるのは、その車内サービスです。運営は歴史あるワゴン・リ社が担当。寝台車旅客には、夜食(スナック)、朝食(ア・ラ・カルト)、新聞、雑誌。簡易寝台車旅客には、ウィーン風朝食が料金に含まれているとのことです。

食堂車が組み込まれるのかどうかや以前ウィーン中央駅で展示された新しい簡易寝台車のモックアップがこれに合わせて量産車として登場するのか。などなど、久しぶりの夜行列車の登場に少しワクワクしています。

今後、この事業が成功し、更に路線が増えることを期待したいです。

東洋経済オンラインで、早速NightJetの搭乗インプレッション記事「オーストリア『新生夜行列車』の意外な実力 噂のナイトジェットに乗ってみた」が配信されています。筆者が往復を簡易寝台と寝台の両方で体験しています。詳細かつ良い記事でしたので紹介します。
アドレスは以下です。

http://toyokeizai.net/articles/-/152397

[EDIT] 2017-01-07

AIRPORT EXPRESS HÖHENFLUG AUF SCHIENEN [欧州鉄道]

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▲ Stuttgart Hbfに停車中のLHAE客車

今年のメルクリン秋の新製品で、告知された103.1形機関車牽引のLHAE客車は、私自身ちょっと驚いてしまいました。それは111形牽引のLHAEがリリースされて僅かの時間しか経っていなかったため、もう暫くしてからと思っていたからです。

今回2668セットの2種の客車を2回に分けて触れてみましたが、このモデルを買ったのは、私がこれの実車を改造したPFA社に勤めて最初のクリスマスを迎えた時だったと記憶しています。たまたま休日に住まいのあったWeidenから南に約100KmほどのRegensburgに買い物に出かけた時、中心市街地の模型店でこのセットがセールをしていたのを見つけたので、これをその年のクリスマスプレゼントとしました。実際に乗客として乗ったことはなかったのですが、Stuttgart Hbf駅で見たり、Bruchsal - VeihingenのNBS(高速新線)で撮影したりと、当時のDB路線では花形列車ということもあり、これを安く買えたことが嬉しかったのを覚えています。

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さて、そのLHAE客車は私の勤めていたPFA社で改造されたことは先にも記しましたが、当時PFA社の自社パンフレットは、プロダクトごとにパンフレットを作成していて、このLHAE客車も例外ではありませんでした。そこで今回は、このパンフレットを紹介したいと思います。

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上画像は、見開きでBpmz 296のインテリアです。Bpmzといえば2等車の表記なので、私も最初は違和感を覚えていたのですが、それはUICの表記規格であり、LHのカテゴリには1等、2等はないので、種車の表記のままということのようです。もちろんシート生地などはLHのCIに準拠したカラースキームで、天井の照明デザインなども異なります。
なお、このLHAE客車はBpmz/Avmz両車両ともDesign Center Stuttgartの1992年の賞に選定されています。

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上画像は、Avmz 106のインテリアです。これは、それまでのAvmz 206の通常の区分室とは異なり、1つの区分室のほか、InterRegio客車にあるような2区画、あるいは3区画を1つの区分室としたレイアウトにしています。それまでの1区部室あたりの定員6名を5名としているところもInterRegio客車と同様です。(InterRegio客車のような、座席のオフセットはありません)また、空いたスペースには、ワードローブを設けています。

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BpmzとAvmzのレイアウト図面です。Bpmzの座席配置は、種車のBpmzとは大きく異なり、当時最新であったICE 1のシートを1+2の配列で設備、中ほどにはワードローヴを配置するなど、レイアウトはICE1の1等開放部分を1両まるごとレイアウトし直した印象です。
Avmzは、左から、1(5名)、3(15名)、2(10名)、1(5名)と区分室を3種に作り分けています。
Bpmz、Avmzとも車端部の1区分室スペースを片側に荷物室、反対側には機内食ならぬ車内食用アトラスコンテナが収納できるギャレーとして設備されているのがわかります。

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車両主要諸元表となります。

今や、これら全ての車両は再改造され現存しないので、見ることはできませんが、模型では新しい28,2cmモデルで見ることができるのは歓迎すべきことで、モデルのインテリアも実車になるべく忠実であって欲しいと願わずにはいられません。

25 Jahre Eisenbahn-Romantik [欧州鉄道]

昨日からドイツのBlumbergという場所で、SWR(南西ドイツ放送局)の鉄道番組「Eisenbahn-Romantik」放送25周年記念イベントが行われています。

この番組は、私がドイツに渡って1年後、それまでのホームステイから大学入学とそれに伴う引っ越しでアパート暮らしとなり、テレビを購入してからこの番組を毎週観るようになりました。そこで得られたドイツやヨーロッパの鉄道の歴史など、多くをこの番組から学ぶことができました。

さて、この番組が始まった当初からのモデレーターであるHagen von Ortloff氏は、ドイツはもとより世界中の鉄道を取材しているので、欧州鉄道ファンには馴染み深い方です。彼らが日本の鉄道取材に来た時は、私がアテンドしたこともあって当ブログでもほぼ毎日取材の様子をレポートしました。
彼らが来日した時は、当ブログの読者の一部の方とも彼との交流を楽しまれた記憶があるかと思います。

そんな縁で今でも良き友人として時々連絡を取り合う仲のHagenさんですが、SWR放送局での定年を迎え、彼と彼が行ってきた取材の足跡を追う特別番組が本日以下サイトで配信されました。

http://www.swr.de/eisenbahn-romantik/ebr-877-portraet-hagen/-/id=13831034/did=17583404/nid=13831034/1ops4oe/index.html

彼は、ドイツではモデレーターということもあって当地の鉄道ファンなら「ミスター・アイゼンバーン」として知らぬ者はいないほど有名な方ですが、当のご本人は非常に気さくで冗談の大好きな明るいオジさんという印象です。また、誰とでも腹を割って対等に話すことのできる方でもあり、また東日本大震災でもいち早く私の元に安否を気遣ってくれた方でもあります。

今後は、世界中の鉄道マンや鉄道ファンとつながりを持つ一人の鉄道ファンとして、ゆっくり時間を掛けて好きなことに時間を費やして欲しいと思います。そして、願わくば、また日本の鉄道に乗りに来て欲しいです。

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BR 44 / DR Ep.IV [欧州鉄道]

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今回もKDBさんから拝借したDRの蒸気機関車画像をご覧に入れたいと思います。
場所は、同じくザールフェルトのようです。跨線橋からの俯瞰で機関庫が一部見えたようなので、おそらくこの場所は機関車がひっきりなしに近いくらい煩雑に出入りしていたものと想像できます。

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これは、Orlamündeという名称札が信号所?に掲げられています。地図で確認するとザールフェルトから近くにある場所で、機関士と機関助手が窓から覗いているところが見えます。牽引している貨車は木材チップでしょうか。

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これはザールフェルトでしょうか。複数の線路がヤードへと連なる出口のところか、模型で再現したい一コマです。

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最後の画像は、最初の画像と同じ位置からの撮影ですが、同じ44形ながら機関車が異なります。奥の機関庫、転車台も見えてここに居るだけでいつまでも飽きることなく眺めて入られそうな光景です。
グーグルマップでザールフェルトを確認すると、今でも機関庫と転車台は現存するようですし、KDBさんが撮影されたと思われる跨線橋もちゃんとあります。

Special Thanks: KDBさん
タグ:Dr Ep.IV BR44

BR 01.5 / DR Ep.IV [欧州鉄道]

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KDBさんから拝借した冷戦時代の旧東独国鉄の蒸気機関車画像から、今回は01.5形の画像です。
KDBさんが東独へ撮影に赴いた1970年代は、私が中学生から高校生に掛けての頃です。DBの車両には興味があっても旧東独は全く私の視野にありませんでした。当時は西ドイツすら夢の国という意識でしたから...。ましてや、戦後東独に残った01形機関車が、DR独特の姿を纏って活躍しているなど知る由もありませんでした。

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おそらく上画像もザールフェルトで撮影されたものと思います。

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上画像は、Leipzig Hbfに到着した01形2種です。駅構内が今の姿になったのは最近ではありますが、当時の暗さを知っている私には、この画像から当時の空気感が思い出されます。

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実は、メルクリンの01.5形モデルの告知に使われた「Interzonenzug」いわゆる東西連絡列車の牽引にもこの01.5形は使われていて、当時Hamburg-AltonaまでこのDRの機関車が乗り入れていたようです。この上画像は、Hamburg Hbfを出発するシーン。旧東独領内では、中々撮影も制限があり難しかったと思いますが、西ドイツのハンブルクであれば、気兼ねなく撮影もできたのではないかと思います。
01.5形とともに写っているV200も今や貴重な機関車です。非電化区間の多い北ドイツの牙城だったのでしょう。

1973年に撮影されたとのことです。ハンブルク中央駅は、当時InterCityが走っていた頃です。103.1形に牽引されたモダンなTEEやInterCityのそばで01.5形蒸気機関車の牽引する旧東独との連絡列車が混在する時代の光と影を感じます。

KDBさんより当ブログへの画像掲載許可を頂きました。心より御礼申し上げます。

Special Thanks: KDBさん

[EDIT: 2015-12-12]
タグ:Dr Ep.IV BR01.5

BR 95.0 / DR Ep.IV [欧州鉄道]

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来年のインサイダーモデルがBR95.0形であるということをこのブログで告知したところ、KDBさんから投稿された冷戦時代の東独(ザールフェルト)で95形を撮影した時の思い出話を読ませていただき、更には当時撮影した画像を無理を言ってスキャン、そして当ブログで掲載する許可を頂きました。

KDBさんのお話では、西側には限られてきた蒸気機関車を東独まで追ってくるファンも少なからずいたようです。冷戦時代の東欧圏は鉄道が軍事施設と密接に繋がっていることもあり、公には撮影も厳しく制限されていたはずです。それでも、ファン心理を理解している関係者もいたようで、撮影可能な場所を教えてくれることもあったとのことです。

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こうして現役の95形をみると、やはりそこに走っていたという事実がリアルに伝わってきます。同じドイツでありながら当時西側からはベールに包まれていた旧東独ですが、そこにはやはり民衆が生活をしていたということが理解できます。

さて、この95形ですが、製造された全45機のうち戦後14両がDBへ帰属され、残り31機がDRへと帰属されたようです。東独国鉄は電化が進まなかったこともあり長く現役が続いたようですが、そのほとんどは石炭から重油焚きに改造されたとのことです。

KDBさんからは、95形以外に44形や01.5形などの画像もスキャンして頂きましたが、それらはまた追い追いここでお見せできればと思っています。

Special Thanks: KDBさん

参考文献:全盛時代のドイツ制式蒸気機関車 / 篠原正瑛 著
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