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00776 ARDüm 105 / DB Ep.IIIb [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ [00776-05] 廊下側

昨日紹介した食堂車(WRümh 132)とペアを組む2両の1等区分室 / 荷物 / バー合造車(ARDüm 105)について今日は触れたい。(00776-05/-11)

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▲ [00776-11] 区分室側

28,2cmのバー車モデルは、既に「TEE Bavaria」セット(43859)でARDümz 106としてメルクリン/TRIXからリリースされているが、実車ではその先行形にあたるのが今回紹介するモデルとなる。主な違いは製造年、台車、最高速度である。モデルでその違いが確認出来る部分は表記と台車であろうか。よって厳密に言えば、28,2cmでの同形式初のモデルといえる。

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▲ [00776-05] 台車は、車軸発電機が左右両台車に搭載されているMinden-Deutz(MD-34)で実車に忠実。(ARDümz 106は、車軸発電機なしのMD-36形)

このTEE専用のバー車はF-Zug Rheingold / Rheinpfeilで運用されている展望車に代わって登場した車両であることは昨日の132形食堂車でも記した通りである。当時DSGが食堂車両の保有と供食サービスを行っていたことで、もちろんこのバー車に付いてもバー部分のDSGのサービスであったことは言うまでもない。が、半室は荷物と1等区分室であったことから車両保有はDSGではなく、DBとなっている。このあたりは微妙な部分で厨房設備などDSGがDBに使用料を支払っていたかなど定かではないが、このあたりの問題が1968年のDSGからDBへの車両保有移管と関係して来るのではなかろうか。もっともDSGはDBの100%子会社でもあるので帳簿上の処理で済む問題でもあろうとは思うが...。

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▲ [00776-05]

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▲ [00776-11]

さて、モデルについて触れてみたい。全体のプロポーションは既にリリースされているARDümz 106と同様均整の取れた美しい佇まいである。印刷についても昨今のメルクリンの技術水準を満たしているものである。
上記の理由もあって車体に大きく描かれているのは「DSG」ではなく「TRANS EUROP EXPRESS」である。この文字列に憧れたのは私一人ではあるまい。ちょうど隣接する食堂車には大きくDSGの文字を入れているので、編成を組んだ際にはバランスとしても良い。そして「DB」の文字が車体ベージュの窓柱のところに入れてあるのはドイツらしい几帳面さが出ている。

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▲ [00776-05]

サボについては、基本的に食堂車同様であるが、区分室車があるため号車番号が列車名の右側に赤色で表記されている。

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▲ [00776-05] 廊下側の車番及び形式表記はエアコン用空気孔があるため1列での表記となっている。

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▲ [00776-11]

TEEの文字列の下にはUIC表記での車両番号が記されている。

[00776-05]
61 80 84-80 102-5

このモデルは、手元の資料ではWegmann社にて初回製造の5両(10 561 - 10 565)の1両である10 563として1965年に落成。食堂車同様1966年元日よりUIC表記化される。1978年5月に84-92 101-3に形式変更。他のバー車と共に1987年7月31日付けで廃車。解体される。

[00776-11]
61 80 84-80 103-3

このモデルは、Wegmann社にて10 564として1965年に落成。1966年元日よりUIC表記化される。1978年4月に84-92 102-1に、1979年9月には84-80 103-3に形式変更。1987年7月31日付けで廃車。解体されている。

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▲ [00776-05]

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▲ [00776-11]

REV表記は、102番は1967年2月16日、103番は1967年4月6日である。いずれも実車に忠実である。

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▲ [00776-11]

103番のバー・ラウンジの妻部である。出入口扉がないのは座席定員確保のためと思われる。

このバー車と昨日紹介した食堂車の登場で、DBの初期客車編成TEE列車組成がほぼ網羅できたと言えよう。サボの印刷を気にしなければ、他のTEE列車の組成ももちろん可能である。例えば、展望車と瘤付き食堂車を編成から外したTEE Rheingoldの編成なども、このバー車を利用する事でもちろん可能となる。また、今後のバー車の展開であるが、赤裾仕様や黒裾でもTEE表記ではないDBマークの仕様などが挙げられよう。

今回の28,2cmモデルのTEE客車シリーズは、今のところリリースされるタイミングと車種について王道を行くものである。今後半室食堂車の211形や217形、またこのバー車と組成していたパンタグラフ付きの135形など、ぜひゆっくりとリリースして欲しいものである。

参考文献:TEE-Barwagen mit Gepäckabtel, ARDmh 105 / "WAGEN" Das Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen
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コメント 2

JHB10

The DB-Sign at the corridor side has wrong Position. It must be beside the last window of the barroom.
by JHB10 (2016-05-10 20:12) 

Akira

Thanks JHB 10,

Unfortunately, I have the image of the car of its time not seen. Therefore, I can not be validated if the model have oppressed wrong position.
It is grateful of you if you can show the image, the link to the Internet.
by Akira (2016-05-12 08:51) 

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