So-net無料ブログ作成
検索選択

4415 (86018) Ichqrs 377 "HOFBRAEUHAUS MUENCHEN" / DB(P) Ep.IV [Maerklin-Guterwagen]

b6572.JPG

暑い日が続いている。私自身は飲み会でもない限りビールは好んで飲む方ではないが、特に今のようなうだる暑さが連日続くと飲みたい気持ちにもなってくるのである。その最初の一口の美味しさは確かに格別である。我が家では、妻もビールを好んで飲む方ではない?ので毎日の晩酌は省略されているが、せめて美しいグラフィックデザインのビール会社の広告を載せたドイツの貨車の紹介を今日もしてみたい。

Hofbraeuhausと言えば、ミュンヘンに行ったことのある人で知らない人はほとんどいないであろう。旧市街のほぼ中心に位置するその巨大なビアホールには、朝から晩迄連日連夜赤ら顔をしたおじさんたちが大きなジョッキを片手に世間話に興じているというイメージがある。私自身も実際、数回あの巨大ビアホールには出掛けたことがあるが、あの独特な雰囲気はなんとも言えない。あの巨大なスケールといつでも奏でられているバイエルン民族音楽のリズムに圧倒されてしまうのである。まぁ、私のような観光客がほとんどだろうから、長年あの雰囲気も変わることなく続いているのだろうと思う。ミュンヘンのビール醸造所は、聞くところによると1500以上もあるというが、大手は7つのブランドであるという。Hofbreuhausももちろんそのうちの1つである。名前からしてもわかるが、バイエルン王国宮廷醸造会社であったとのこと。(今はもちろん王国自体がないので民間企業の1つである)

さて、この歴史あるビール会社の成り立ちも興味深い。1589年に当時のミュンヘンで醸造されたビールに不満を持つ、Wilhelm V., Herzog von BayernがニーダーザクセンのEinbeckからわざわざお気に入りのビールを取り寄せていたところに、その不合理性から数名の者が新しいビールを造ろうと決めたところまで遡る。1592年にはそうして醸造されたビールの会社運営が始まるのである。途中第2次大戦前には、ここでかのナチの宴会も行われていたと聞くが、それも歴史の1ページである。全てが輝かしい話ばかりであるとはいかないところにリアリティが出てくるのである。
現在では、世界で流通する程とまでには行かないが、ミュンヘンと聞いてHofbraeuhaus Bierを思い出す人は少なからずいよう。
日本でも、ドイツ旅行にはミュンヘンが人気都市であるが、それは数々の歴史的遺産に恵まれた都市であることの他に「ビール好き」な日本人が多いことが理由の1つに挙げられることは確かだと思う。「折角ビールの本場ドイツに来たのだからミュンヘンでビールを」と思うのは当たり前である。

そんな日本人のビール好き、そしてホンモノ嗜好を逆手に取って、バブル期には新宿辺りにHofbraeuhausの支店が出来たと聞いたことがあるが、今もあるのかは?である。きっと価格も素晴らしいと思う。逆にミュンヘンから北に列車で1時間程のRegensburgにもHofbraehausの支店ががあるが、見た限りは場末のビアホールという感じで、観光客向けではなさそうであった。本来のビアホールは、こちらが普通なのかも知れない。

b6574.JPG

前置きがながくなってしまったが、このビール貨車(86018)も4415ベースのモデルで、カタログモデルではない「Werbewagen」(広告貨車)である。先日手に入れたKoll'sのSPEZIAL KATALOGによれば、Hofbraeuhaus Muenchenの貨車は、広告貨車だけで4415ベースで3種、4680ベースで1種リリースされている。それほど知名度も高いビール会社であることが、ここでも窺えるのである。
実車については、Ep.III時代までには、もしかしたら貨物輸送もされていたかもしれないが、その後はおそらく自動車輸送になったのではないかと思うので、このモデル自体はファンタジーではないか?とも思う。しかし、あのHofbraeuhausのロゴが描かれた貨車を見るとミュンヘンの煙った巨大なビアホールと、けたたましい民族音楽に身を任せて一緒に連れ立った仲間達と楽しんだ思い出が蘇ってくるのである。

参考サイト:Hofbraeuhaus Muenchen
http://www.hofbraeuhaus.de/
nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 6

ナベ

懐かしいです。ヒトラーが演説した由緒ある(?)ビアホール。僕もいち観光客として行きましたが、あそこのビールは本当に美味しかった・・・見た事もないような太いホワイトアスパラと程よく冷えたHBのビールが忘れられません。帰国後探しましたが正規輸入はされてないみたいですね。また飲みに行きたいなぁ・・・
by ナベ (2008-07-25 23:31) 

Akira

ホワイトアスパラとHBビールですかぁ。良い季節に訪れましたね。さぞかし美味しく感じられたことでしょう。ただ、私は天気の良い日ならビアガーデンが好みですが...。
by Akira (2008-07-25 23:49) 

klaviermusik-koba

実物にあってもなくても色彩がいいですねえ。私はまだ買いそびれています。
ミュンヘンに長くいても、HOFBRAUHAUSは数えるほどしか行ったことがありません。それも日本から観光でくる人がいると連れて行くくらいで、ミュンヘンではあそこは観光名所、というイメージが強く、土地の人は敬遠するとか。あそこは大根を螺旋状に薄く切ったやつを塩で食べる。日本人もよくくるので「DAIKON」はあのホールに限ってはドイツ語化していたようです。
by klaviermusik-koba (2008-07-27 11:39) 

Akira

私もミュンヘンには、(DB Design Centerの)企業実習で春から夏に掛けて5ヶ月程度住みました。その時には何故かHOFBRAEUHAUSには行きませんでしたねぇ。やはり高いし、あの雰囲気は、しょっちゅう行くような気にはなれませんし...。やはり観光で行くのが良いでしょうねぇ。大根については知りませんでした。
by Akira (2008-07-27 13:22) 

T-Zug

こんばんはAkiraさん
貨車とは全然関係ないのですが、横浜は山下公園のすぐ近くにホフブロウと言う本家とは関係ない?(たしかHOFとBRAUの間が開いていた?)お店があります。1951年創業との事ですので結構古めです。ママ(かなり年配)は外国語なまりの日本語で元気に話してましたが、ここ5,6年行ってないので今はどうかわかりません。メニューはドイツ風とかピッツァとかボリウムたっぷりでおいしいですよ、横浜にお越しの節は寄ってみて下さい。
by T-Zug (2008-07-30 00:07) 

Akira

実は、今横浜の県庁に用事があって、そこから帰宅したところです。昨夜このコメントを読んで是非寄りたいと思ったのですが、またの機会にしました。
by Akira (2008-07-30 19:08) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1